2月6日午後10時32分頃袖ケ浦市北袖にて、道路歩行中の高齢男性が亡くなる交通死亡事故が発生。さらに2月8日午前5時47分頃、木更津市請西にて道路歩行中に高齢男性が亡くなる交通死亡事故が起きてしまいました。
このことから2月9日から18日までの10日間交通死亡事故多発警報が発令されました。
交通死亡事故多発警報とは
県下全域又は一定の地域において、交通死亡事故が多発する場合は、多発警報を発令し、交通死亡事故抑止のための諸対策を集中的に実施するものとする。
という事で木更津警察署の交通課の方にお話を聞きに行ってきました。
【平成30年中の交通事故について】
昨年中の千葉県の交通事故は、前年と比べて発生件数・負傷者数は減少したものの、死亡者数は、大幅に増加しました。
・発生件数 18,030件→17,374件(-656件)
・死者 154人→186人(+32人)
・負傷者 22,106人→21,160人(-946)
ちなみにこの死者数の数字は、平成30年では、愛知県の189人に次いで全国ワースト2位となっています。
平成25年~平成30年まで6年連続でワースト5に入っているということで、千葉県全体でも交通死亡事故が多い県だという事がわかります。
特にここ数年は、高齢者の方の死亡事故が多く、全体の約半数が高齢者となっています。
<発生件数(17,374件)のうち、事故を起こした方の年齢層>
・高齢者(65歳以上) 3,803件(21.78%)
・40歳代 3,432件(19.03%)
・30歳代 2,651件(14.7%)
となっています。私自身も40代なので、気を付けないといけないです…
ちなみに高齢者の方に関しては、運転免許自主返納という方法もありますので、以前の記事を参考にしてみてくださいね。
→木更津警察署の「運転免許自主返納者に対する優遇措置」に新たな協力・協賛企業、団体が増えたので、まとめてみた
【木更津警察署管内(木更津市、袖ケ浦市)の死亡事故件数について】
平成22年 6人
平成23年 2人
平成24年 3人
平成25年 12人
平成26年 12人
平成27年 12人
平成28年 8人
平成29年 5人
平成30年 9人
となっています。今年平成31年は、すでに2名の方が亡くなっていますので、注意が必要ですね。
交通死亡事故多発警報が発令されたことにより、街頭活動の強化として、警察車両、白バイによる管内警戒の強化や木更津交通安全協会指導員による街頭監視や交通検問などが実施されます。
また、すでに受信されている方もいると思いますが、市のあんしんメールなどによる情報発信、スーパーや街頭での啓発チラシの配布なども行われます。
特にこの三連休中は、雪が降ったりして、道路の凍結なども心配されますので、特に安全運転には、注意をしてくださいね!
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