8月28日(水)にホテル千成で行われた『君津商工会議所(君津未来地図)「第1回 合同プレス発表会」』に行ってきました。
『君津未来地図プロジェクト』とは、君津商工会議所が主催となり、実務支援コーディネーターが協力し会員企業の目標を一緒に考え、商工会議所と共に行動する結果重視、実務、実践ベースの伴走型サポート事業です。
現在は、以下の5つの企業がエントリーされています。
【1】日本酒の蔵元が造るクラフトウイスキー&クラフトジンの製造開始をブランド化
株式会社 須藤本家
【2】ブランド豚「亀山芳酵豚SPFポーク」の精肉販売開始
株式会社 ツナシマ
【3】亀山温泉ホテルのReブランド計画
有限会社 亀山温泉ホテル
【4】希少屋久杉の高付加価値製品の開発
株式会社 秋元木工
【5】ビーガン向けオーガニックカフェへのReモデル
カフェやさまる
こちらの5社に対して君津未来地図が1年サポートを行い、途中経過をFacebookにて配信を行い、2020年8月の合同プレス発表にて、最終的な結果を報告するというものです。
この事業に先立ち、8月26日に行われたのが、「第1回 合同プレス発表会」であり、そちらは、6つの発表がありました。
【1】オール千葉!こだわりの親子丼
《有限会社 亀山温泉ホテル》
東京湾に注ぐ小櫃川をせき止めて作られたダム湖である亀山湖。紅葉狩りや新緑クルーズ、バスフィッシングなどを楽しむことができる亀山湖に囲まれたホテルが『亀山温泉ホテル』です。そんな亀山温泉ホテルが、ランチ営業にて提供を開始したのが「きみつときめき親子丼」です。
全国有数の養鶏産地でもある君津市。そんな君津市の永光卵を2個使用。鶏肉は、千葉県産ときめきファームの『ときめき鶏もも肉』、地元の三つ葉と海苔を使用した地元愛あふれる親子丼です。
ランチタイムの営業は、11:00~14:00(L.O.13:30)となっていて、「きみつときめき親子丼」以外のメニューも提供しているそうです。
【2】企業での安全に関する新規企画研修
《ポリテクセンター君津》
君津市坂田にある求職者や在職者向けの訓練センター「ポリテクセンター君津」。求職者向けに「CAD」や、ものづくりに欠かせない技術などの講習をしたり、在職者に向けて能力開発セミナーを実施したりしています。
この度、企業での安全に関する新規研修として「ヒューマンファクターから考える安全へのアプローチ」の研修を2019年12月16日(月)、17日(火)に開催するとのことです。
事業者、安全衛生スタッフ、安全衛生担当者、ヒューマンエラー分析・防止方法に今日がある方におすすめの研修です。料金や詳細に関しては、ポリテクセンター君津のホームページをご覧ください。
【3】全国初ミード酒の開発
《株式会社 蜂蜜工房》
君津市皿引にある養蜂場「はちみつ工房」では、添加物などを入れていない100%蜂蜜の純粋蜂蜜を提供しています。はちみつ工房が企画しているのが「ミード酒の製造販売」です。ミード酒とは「蜂蜜酒」のことで、東欧やロシアでは、よく飲まれているものだそうです。これから酒造免許を取得し、製造に向けての準備を行っていくそうです。
「第1回 合同プレス発表会」の際には、純粋蜂蜜を持参してきてくれていましたので、試食をさせて頂きましたが、とってもあまくて美味しかったです。
【4】久留里の水ペットボトル販売開始
《一般社団法人 君津市観光協会》
君津市観光協会では、2019年10月より「生きた水・久留里」の500mlのペットボトルを販売することになりました。昨年、試作品として君津市で行われた様々なイベントで配布などを行ってきましたが、この度パッケージのデザインを一新して販売を開始するそうです。
今回のパッケージは、君津市清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)&君津市鹿野山(九十九谷展望公園)が使われて、より一層君津市の水というパッケージになっています。1本100円(税別)で販売される予定です。
【5】屋久杉を使った1枚板のテーブル
《株式会社 秋元木工》
1946年創業の「株式会社 秋元木工」では、関東最大級の屋久杉製品の品ぞろえを誇ります。屋久杉とは、1992年に世界自然遺産に登録された屋久島の標高500m以上のところに自生し、樹齢1000年以上のものを言います。現在伐採は禁止されているので、今使われているものは、土埋木という江戸時代頃に伐採されたもの切り残しが何百年も土の中に埋もれ腐らずに残っていたものを掘り起こして使用しているとのことです。
そのような樹齢1000年を超え、神が宿る木ともいわれる屋久杉をつかった1枚板のテーブルを大量生産ではできない細部にこだわり作り販売することで、気に入ったものを長く使ってもらいたいという思いが込められているそうです。
【6】君津初ウルトラマラソンプレ開催!
《君津ウルトラマラソン》
2019年10月5日に開催される「君津ウルトラマラソン」。亀山をスタートし、清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)、房総スカイライン、鹿野山九十九谷公園、郡ダム、三舟の里を通り日本製鉄君津製鉄所大和田グラウンドがゴールという総距離55kmのマラソンが今年初めて開催されます。
大会理念は『君津の豊かな自然・文化・歴史・産業といった”まちの魅力”を本事業を通じ国内外へ発信し、観光資源創出・スポーツ振興・健康増進・コミュニティーの形成・特産品振興など地域社会に貢献する。』となっています。現在大会参加者を募集しています。
きさレポでも先日記事で取り上げさせて頂きました。
→【総距離55km】「君津ウルトラマラソン」が10月5日(土)に開催!【エントリー受付中】
以上、6つの事業のプレゼンがあり、プレスは新聞をはじめとして、地域情報誌やJCOMなどが参加していました。
既に事業化されているものやこれから事業を開始するものなどいろいろな事業が紹介されましたが、これからも君津市で行われる色々な事業が楽しみです。
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