イベント 2020年10月7日 10:00 AM by ナエ

【房総ローヴァーズ木更津ＦＣ】廃校を利用した人工芝サッカーコート「ローヴァーズドリームフィールド」が完成！

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木更津市中郷に、人工芝サッカーコート「ローヴァーズドリームフィールド」が完成しました。
こちらは元Jリーガーのカレン・ロバート氏がオーナーを務める「房総ローヴァーズ木更津ＦＣ」のホームグラウンドで、2019年3月に閉校となった旧木更津市中郷中学校の校庭を活用したスポーツ施設です。

10月4日（日）、オープニングセレモニーが行われたので伺ってきました。

場所はこちら↓

広域農道と並行している道路で、もう少し西へ行くと「らーめん福のじ」があります。

学校は廃校になりましたが、正門は残されています。
以前はここを入ると正面に校舎がありましたが、現在はローヴァーズグラウンドの駐車場になっています。

奥に見える体育館は「中郷アリーナ」として生まれ変わりました。

＞多目的なスポーツで利用できる千葉県木更津市の中郷アリーナ（体育館）

グラウンド周囲とグラウンドのある中郷地区には「中郷もりあげ隊」と書いてあるのぼり旗がたくさん立っていました。
「人と地域をスポーツでつなぐ」をビジョンに掲げるローヴァーズを一緒に盛り上げようと、地域の方々の愛を感じられますね。

正門の目の前の横断歩道を渡るとサッカーコートがあります。

入ってすぐのところは練習用の小さなコートが3面。

こちらがフルピッチのサッカーコート。

「ローヴァーズドリームフィールド」は、かずさ4市（木更津市、袖ケ浦市、君津市、富津市）で唯一夜間LED照明を備えた人工芝サッカーコートです。

人工芝を見ると、色のついた粒が。
これはスポーツメーカーのミズノ株式会社と、飲料等でお馴染みの株式会社伊藤園が共同開発した製品「人工芝用充填材フィールドチップ『Ｇｒｅｅｎｔｅａ』です。
「お～いお茶」などの日本茶飲料製品を作る際に出る茶殻をリサイクルしたもの。伊藤園独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用し、樹脂に茶殻を混ぜて製造されています。

人工芝によく使われる黒ゴムチップと比べて、こちらの茶殻チップでは表面温度の上昇を最大7％抑えることが出来ます。

手に取って嗅いで見るとほんのりお茶の香りがしました。

この茶殻チップを使ったサッカーコートは、全国で4例目とのことです。

オープニングセレモニーに多くの花が届いていました。
ローヴァーズ色に染まってます。

セリエAの吉田選手から花が届いていました。カレンさんがSNSで「花ください！」と投稿したところ、それを見たイタリアの吉田選手から花が届いたとのこと！

オープニングセレモニーでは、カレン・ロバートさんや木更津市の渡辺市長が子どもたちの前で挨拶をしました。
カレンさんは「サッカーのフルピッチを持つことが難しい中、それを達成出来たことで、Jリーグ加入という夢に大きく前進できた。サッカーの素晴らしさをこのローヴァーズドリームフィールドから伝えていきたい。」と話されました。