2011年3月11日の東日本大震災から6年が経ちました。
この日が近づくと東日本大震災の記憶を風化させないために、テレビ番組やメディアや地域などが「みんなの防災意識を高めましょうー」ということで、いろいろな特集やイベントなどが行なわれます。
そんな中、先日銀座のソニービルにこんな防災メッセージが現れたというニュースが出てました。
ITライフハック : 16.7mの津波の高さを知る広告「防災は、想像から。」が銀座に出現 https://t.co/7m8utrUGD6 pic.twitter.com/l5SE8c5BuK
— ITライフハック (@ITlifehack) 2017年3月8日
Yahoo!JAPANが出した「最大津波16.7mの高さを視覚的に想像できる」という垂幕広告。
「16.7m」と言われてもピンと来ないのでこういったカタチで津波の高さを認識出来る事に「ナルホドー」と思いました。
ですが、
ちょっと銀座のソニービルには行けそうにないので、なんとか16.7mをイメージできないかなぁーと考えてみました。
高さ計測器とかがあれば正確な高さがわかるんですけどね、そんな良レベルアイテムは持っていません。
そこで、ふと思いついたこと。
私(カナ)の身長はちょうど160cm。私を10人積めば16m、10人と半分くらいで約16.7mになるのではないだろうか。
キッカリ正確な数字ではないけれど、だいたいの16.7mがわかればよいのだ!
ということで、木更津駅東口に来ました。
私(カナ)が160cmなので『160cm=1カナ』として、10カナと1/2カナくらい積む(=だいたい16.7m)という方法。
積むとこんな感じ。
何度も言いますが、計測器はないのでだいたいです。「撮影している地面から建物を望む」というかなりアバウトな撮影なので、上に行けば行くほどすこーしずつ1カナを小さくしています。
それでも駅通路の屋根は余裕で越してます。
東口の別の場所に来ました。バスターミナルの出口のところです。
この場にあった街灯の横に立ちました。ここでの10.5カナはこんな感じ。
16.7mは「マンションの5階くらい」と言われているらしいです。
椿の木も右側にあるT字型の街灯も私よりカメラ寄りなのに、ずっと低い感じがします。
もう少し太田山公園に近いほうへ移動しました。
場所はこのへん↓↓↓
ドコモショップとコナカの交差点。ここにモノポール型鉄塔という背が高くて真っすぐな鉄塔があるのでここならわかりやすいかなと。
白い鉄塔の前に立って10.5カナはこんな感じ。
アバウトにーですが、この鉄塔の下から一つ目の繋ぎ目?くらいでしょうか。
鉄塔が高くて結構下から望む感じなので、実際はもう少し低いくらいかもしれません。でも極端に遠いわけでもない…はず。
中の島大橋に来ました。対岸から撮ってこんな感じ。
歩道橋の支柱のそばくらいに立って、下から3つめの折り返しくらいですかね。
16.7mをイメージするには、ここが一番想像しやすいかもしれません。
ちなみに、
日本で最も高い歩道橋と言われている中の島大橋は、高さ27mあります。
無謀にも、中央の一番高さのある部分に17カナ積んでみました。わかりにくいというより、ほとんどわからないが;
右の階段部分にいるワタシを1カナとして『160cm×17カナ=約27.2m』。だいたいあっているようだ。
普段生活していて16.7mといわれても「高さの感覚を下から見上げるだけではよくわからないなぁ」と思っていましたが、アバウトだとしても「このくらいの高さの津波に襲われた街があったのだ」と思うと想像し難いものが少しだけ見えたような気がしました。
全然興味なかった人やよくわからないなぁという人へ、なんとなく身近なもので想像して防災意識を高めるお手伝いになれたらなーと思いました。
本当は正確に計測して「ここが16.7mです!」とお伝えできればよかったなー。
カナ@きさレポ(黒ずくめにピンクのマフラーは多分ワタシです)
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